GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

今日のニュース

■一塁走者が…会心の“転ぶフリ作戦”
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00137288-fullcount-base
 
 


 
 大学野球、フロリダ大 対 オーバーン大
 一塁走者が転んだふりをして、投手が一塁への送球を中止。その隙に三塁走者がホームイン。更に一塁走者が素早く起き上がり二塁へ。
 こんなやり方が……。今後野球漫画に使われそうですね(笑)
 
 
■左右で別々「雌雄型」のカブトムシ 岡山・倉敷の小6男子が卵から飼育
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00010003-sanyo-l33
 
 左右で雄雌の特徴が出ている個体だそうです。博物館に相談したところ、雌雄型はチョウやガを合わせてもその館内では6点とかなり少ないそうです。以下引用。
 
 体長は約5センチ。体の左半分はほぼ雄だが、右は前羽などの表面に艶がなくざらざらした雌の特徴がある。脚も細長い左側3本は雄、太くて短い右3本は雌の性質で、短い角が左右非対称になっている。
 
 『雌雄モザイク』というようです。他には「雌雄嵌合体(しゆうかんごうたい)」「性的モザイク」など呼ぶそうな。想像通り染色体異常みたいですね。
 Wikipediaによると、節足動物や鳥類に見受けられるそうで。ただし過去の事例にある鶏の場合、遺伝子に異常は無かったと。
 鳥の場合、本来は受精の際に精子は通常ひとつだけなのだけど、たまたま雄・雌を決定するそれぞれの胚を持った精子が同時に受精すると一つの受精卵の中で同時に成長する。で、個別に別れることなく一つの個体として生まれてくる……。
 
 参考URL:http://www.tamagawa.jp/graduate/news/detail_9795.html
 
 *
  
 フム。こういう場合って双子になるんじゃないのか?と思ってさらに調べる。
 双子には「一卵性双生児」と「二卵性双生児」がある。卵子が一個か二個かということですね。 一卵性の場合、受精卵が二つに別かれることが原因らしいのですが、なぜ二つに別れるのかはまだ不明みたい。ホルモンバランスとか、卵子が退化し始めた時に受精したとか、何らかの遺伝的な都合とか色々言われてるようです。
 ちなみに0.4%ほどの確率で双子になるようですね。
 
 雌雄モザイクは、卵子に二つの精子が入るのが原因。
 双子は、受精卵が二つに別れるのが原因。
 
 *
 
 では次の疑問。
 1.精子がそもそも一つしか入らないのはなぜ?
 2.男の胚を持った精子が二つ入った場合は? 雄雄になるのか? あるいは女の胚なら雌雌になるのか? なんか優性劣性みたいな話になってきたな。なんでこんなモンを必死に調べてるんだ俺は。
 
 1.について。
 精子卵子をどうにかして発見する。
 発見する仕組みがよくわからない。Wikipediaの「受精」ページには「液体内に精子卵子があると、速やかにこれを発見し接触する」としか書いていない。どんなセンサー積んでんだ?
 
 精子のスペックを確認してみよう。
 泳ぐ速度は分速3mmくらい。精子は一つで60マイクロm(0.06mm)。自身の全長の50倍の距離を一分で移動する。2mの人間でいうなら分速100mだ。
 ……ノロマな亀さんよりは速いなァ! とってもお利口さん!(嘲笑) 陸亀なんか時速500mしかないもんな! ちなみにカタツムリは時速48m。精子なんて大した機動力を持っていないドン臭いグズだ! もっともあのサイズで動いているから大したものなのかもしれないがな!
 作戦行動可能時間は2〜3日。それを超えると全滅する。
 
 運よく卵子に辿り着いたその後は精子弾頭を破裂させ、卵子の防護膜を破壊しにかかる。これを精子が一斉に行い、突入口を作り出すのである。
 

(画像は昨年行われた北朝鮮の飽和攻撃演習の様子。自走砲で一時間に7000発ぶちこむ。画像は拾い物。ミサイルの着弾画像にしたかったが見つからなかった)
 
 運よく侵入を完了すれば受精。防護膜の性質が変化し他のミサイルの侵入を拒む。残ったミサイルは受精卵に吸収されるという。こうやって書くと覚醒した途端防御力を発揮する化物じみた何かに感じる。寝た子を起こすなという。
 つまり侵入を試みる都合、弱いところに攻撃は集中されていくものだろうから結果的に一つになるということだろうか。突入班が友軍の自爆攻撃に巻き込まれることもありそうだが、そこんとこどうなの? こんな防御システムなら確かに二発貫通することもありえそうな話ではある。
 
 
 2.について
 『多精子受精』という単語を見つけた。
 精子卵子の染色体の数が合わないので通常は受精卵にならないとのこと。この場合はミスマッチを起こして機能を停止し、成長することなく気付かない内に体に吸収されるのだろう。場合によってはある程度まで成長し流産するようだが。
 
 参考URL1:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1163912401
 参考URL2:http://www.funin-oshiete.net/funin_ivf_faq/funin_faq/q_34.html
 
 しかし鶏と節足動物の場合はそれが起こり得ると。染色体の本数も合わないのに。
 雌雄モザイクは1/10000の確率で起こるらしいので、まぁ発見例が少ないんだろうな。仮に雄雄の組み合わせがあったとしても、簡単に見分けはつくまい。
 仮に雄雄/雄雌/雌雄/雌雌の四個の組み合わせがあったとしても、モザイクの中で雌雄モザイクに出会う確率は1/2。二万匹いてようやく二匹に出会うかどうかだ。
 
 疲れたのでこのへんで終わっておくか。