エクスペンダブルズ 感想
あらすじにも触れときましょ。
凄腕の荒くれ傭兵団「エクスペンダブルズ」は仕事の依頼で中南米の島国の独裁者・ガルザ将軍の排除を依頼される。案内役の娘が拉致されたが、その娘こそがガルザ将軍の一人娘だった。将軍の背後には元CIAの謎の男の影があり、陰謀を企てていることが判明する。
というわけで、スタローン率いる傭兵団は一人娘の救助と同時に敵を粉砕するのであった。
というお話。
微妙だった。
全体的に夜のシーンが多くて暗い。僕は基本的に画面が暗い映画は見にくいから嫌いだ。映画館で見るともう少しよく見えるのかもしれないが……。
ストーリーが何をしたいのかよくわからなかった。仕事引き受けるのやめるといったり、やっぱやると言ったり。行ったり来たりしてなんかグダグダしてんなと。
ジェイソン・ステイサムのナイフアクションかっけー、ジェット・リーのKARATEアクションかっけーできたからそれでいいのか? まぁ80~90年代のシュワルツェネッガー映画とかこんな感じだったけども。
ジェイソン・ステイサムの彼女のシーン、そんなに尺は必要か?とか、彼は掘り下げられたが他はあんまりだなとか、せっかく大物俳優いるのにキャラの個性が薄いなとか。
俳優を見れればそれでいいって映画なのか? まぁわかるけど。たぶんわざとそういう作りになってるのは感じてるけど。
しかしスタローンがあんまり活躍しないのは謎。ジェイソンの方がよっぽど活躍してるぞ。俺、主人公が活躍しない話はテレビだろうが映画だろうが、その時点で嫌いだぞ。
全体的にノーテンキというかバカばっかりな感じだが、もっとプロフェッショナルな部分というか、兵士的な部分というか、ストイックな部分を見せるような会話とか見たかったかなぁ。まぁわざとなんだろうけどね。凄腕感があんまりなくてね。強いのはわかるんだけど、勢いだけというか、結局個人の集団というか。チームワーク的なものはほとんどなかった。
わかるけど、うーん……といまいち乗り切れない映画だった。
でも散々CMで昔見たけどシュワとウィリスとスタローンが並んでるシーンは、感慨深いものがあるよね。ここは感動する。僕はまぁギリギリこの人たちの世代の後なんで、もう少し上の人たちならウヒョー(゜∀゜)できる映画なのかもしれない。
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