GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

フルメタル・パニック! Invisible Victory 第2話 感想

 ファンだけど厳しい目で見ていくのが俺のスタイル! 良い所は良いが悪い所は悪いと言うよ!
 
 相変わらずお話の密度は高めで見応えがある。どんどん日常が崩れていき、かなめが追い詰められていく。一期の頃からおなじみの追い詰められたときに流れるBGMも聞けて満足。フルメタといったらこの曲だよね!と。
 四面楚歌での銃撃戦〜アーバレスト登場は、一期の最初のエピソードでもあったが、あのときは追い詰められた緊迫感やアーバレストが現れた時の頼もしさがあり、まさにヒーローの登場シーンだった。今回も同じと言えば同じなのだが、無関係な人や街を巻き込んでの大騒ぎな上に逃亡なので印象は180度変わる。
 
 個人的にはもっと感情的に且つもっと過激に表現してほしかった気もするが、まぁ地上波だししょうがないところはあるか。時間が朝方という設定だから仕方ないが、空も青空で絵も明るい。少し悲劇性や重さが薄れている印象。
 あとちょいちょい古臭い表現が入る気がする。1話の宗介の背後に邪念に満ちた色んな人の顔が浮かぶのとか、今回のラストの画面割りとか、アラストルが銃弾を防いでるのとか。OPはカッコいいんだけど、今時3DCGのロボが気のような光を放つのに手書きのエフェクトと言うのもなんか勿体ない。コンテが大張氏だからってわけではないと思うが……。
 まぁ色々大変みたいだからな。映像化してるだけ感謝なので、贅沢は言えん。もちろん僕はそんなことで見るのやめたりは絶対しないけどね。応援してるよ。
 
 原作を読んだ時と僕の中で解釈が異なる部分がひとつあるのだが、今回は基地でスペックが裏切ろうとするシーン。映像では結構軽い印象だった。もっと緊迫感や必死さ、状況のヤバさが伝わってきていた印象で、だからこそテッサの怖さが光る、と思っていたのだが。このへんはちょっと読み直してみよう。
 
 CG表現のASに関しては1話で感じたことが的中しそうだ。そのへんに関しては↓の記事で触れる。次回で恐らくつづくオン・マイ・オウンは終わりか。石弓が砕ける時。