フルメタル・パニック! Invisible Victory 第一話感想

　やー、こっちも久しぶりです。僕が高校生の頃に一期だったから……15年以上前？　長いねー。まぁ色々言いたいこともあるけどね。やるなら最後まで付き合いますとも。
　ネタバレありますんで気を付けてくださいね。
　
　　
　んで第一話の感想だけど、概ね原作通りですね。時間かけただけあって表現が気になるところはあるけど絵づくりはバッチリ。特に文句は無いです。続編だからいきなり始まるのは仕方ないかな。
　
　僕が一番気になったのは、原作消化の量が多いこともあるんだろうけど、会話のテンポが早いことかな。必要なことをやろうとするとこうなるのは仕方ないが、ちと台詞に間が足りない感じがします。早口ってわけじゃないけどね。特に序盤のレナードとテッサの対峙シーンは、お互い思うところがあるだろうからじっくりやってほしかったところなんですが……。
　
　レナードは孤独な人なので理解者がほしいんだよね。テッサやかなめと交渉するのもそれが理由で、下手したら宗介に対してすら理解を求めてる節がある。でも決裂するから最後に繋がっていく。
　彼は（一応）ラスボスなわけだから、そこを印象付けないとボンヤリしちゃうんじゃないかなーと。というのも、原作完結当時もレナードって結局何だったの？　あれで終わりかよ？とか言われてたし、僕も当時多分ああなるだろうなーと予想はしてたけど、素直にそう思ったからねぇ。
　結構感情的な男なのでそのへんのぶつかりをしっかり描いてくれたらいいなーと。ナムスクでの宗介との会話が結構好きで、何度か読み返したりしたものです。
　
　まぁテンポに関しては多分後半に行くほど余裕が出ると思うから、そこは期待してます。
　
　CGのASはやっぱ違和感あるね。これも仕方ないから、慣れですかね。コダールがヒョロっとしてるのもあるかもしれないけど。ASは人間の動きがダイレクトに伝わるから、人間臭いんだよね。CGだと巨大感を出すために動きが固くならないかなーとか思ったりする。まぁそれを拾いすぎたのか京アニ版ASは人間臭すぎたというか、ASらしすぎた感もあったけどねｗ　作ってる人の作風って出るもんだねぇ。
　アーバレストは今でも大好きなロボットなので楽しみですわ。