GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

シュタインズ・ゲート ゼロ 第5・6話 感想

 特にこちらも言うことは無いです。
 というのも、伏線のばら撒きやキャラと世界観、設定紹介の準備段階が終わり事件が起こり始めたので、特に考察する余地もなく。
 せいぜい前回触れた(リーディングシュタイナーが発動したとおぼしきシーンの)真帆の態度の変化は、ただのミスリードだったのか、僕の深読みしすぎだったのか程度で。
 
 あとは……やっぱり監督が変わると、演出論も変わるなぁと。具体的には真帆の結構唐突に入るというか、わざと入れているというか、そのBGM必ずかかりますね、というか。

■本編テレビシリーズと、ゼロとの比較 
 こちらも現在、旧テレビシリーズ(とIBMコラボの短編アニメ)を見直している最中なんですが、やっぱりこっちの方がしっくりくるなと感じます(僕がアニメ版から入ったからだろうけどね)。流れがとにかく丁寧なんですよね。
 なぜそう感じるのか、と考えてみたら基本的に岡部の視点で話が進むから、話を追いやすいというのがあります。ヒロインの紅莉栖でさえあくまで脇のキャラクターで、視点が変わって脇役の話になっても、すぐ終わるんですよね。あくまで話を効率よく進めるための視点切り替え、という感じ。
 
 ゼロの方は群像劇的なんですよね。そのせいもあって、例えばダルなんかも結構アクティブ。本編の方では基本的に岡部の指示があって受動的に動くキャラクターだったので、自我を持って行動している描写があるとどこか違和感を覚えると同時に、まぁ人間なんだから当たり前よなとも思います。そのへんは面白いと言えば面白いし、違和感と言えば違和感です。他にも岡部がまだ積極的には動かないから、鈴羽がどこか主人公的だったりね。
 そういう意味ではやはりゼロはファン向けだな、と感じますね。