ATI Radeon、CCC、グラフィックドライバのアップデート方法まとめ その1(準備編)
くっそめんどい
ドライバ関係のアップデートがここまで面倒だとは……。まぁ良い経験になった。とりあえず、CCC(Catalyst Controll Center)を含めたアップデート方法を、失敗したもしもの時の保険も兼ねて記述。誰かの役に立ってくれれば良いと思う。
相変わらず調べればわかることだけど、ちょっと情報が古いので旧情報を参考にしつつ、私のやった方法を書いておく。
なお、PCは「DELL XPS8100」。OSは「Windows7 64bit版」、ボードは「ATI Radeon HD 5770」。その他情報は特に必要ないと思うけど、知りたい人は勝手に調べてくれ。
<step.1 アップデート指南>
・参考URL1:http://www.4gamer.net/games/041/G004167/20071008001/
・参考URL2:http://2byte.blog121.fc2.com/blog-entry-83.html
まずは簡単に勉強。ドライバはPCというシステムの根幹に関わるので、楽をしようと考えてはいけない――とは言ったものの、面倒くさいのはよく分かるので、斜め読みか必要な時にクリックして読んでもらえばよい。
各々に触れた後、要約を書いておく。
参考URL1について。
4Gamer.netのグラボ関係の更新方法を扱った記事。リンク先のページが GeForce、その次のページに Radeon の説明がある。内容はXP時代のものなので、もはや古い記事と言っていいが、基本的な理屈と一緒に説明してくれているので読んでおいて損はない。
一番重要なのは、リンク先のページ中ごろにある「おまじないの唱え方」の注釈項目。
参考URL2について。
解説画像付で細かい部分まで懇切丁寧に教えてくれる大変ありがたいサイト。ほとんどのことはここで片が付く。全部で「記事その4」まであり、下の方にリンクがある。
ただし、AMDサイトからの最新版ドライバのダウンロード方法の解説が少し古い。理由はAMDサイト側のデザインが若干変わっていることと、ダウンロードしたパッケージのデザインも微妙に変わっているから、少し戸惑う。AMDのサイトが英語なこともあって戸惑いに拍車をかけると思う。
加えて、このサイトで開設されている方法だけでは、私の場合は不完全だった。この記事を書く理由の一つで、補完が目的。参考URLと、私のブログを一緒に読めば恐らく必要な情報の大半が揃うと思う。
要約。
この二つ記事の内容を簡単にまとめると、ドライバをアップデートするにはまず管理ソフト(この場合はCCC)とドライバのアンインストールが必要で、その後PC上に残ったドライバの残骸をまっさらにおそうじする必要があるよ、というもの。
<必要なソフトやファイルのダウンロード>
というわけで、まずは下記のURLからドライバ削除ソフトをダウンロードする。
・Driver Fusion :http://download.cnet.com/Driver-Fusion/3000-2086_4-75748005.html?tag=mncol;1
(左の緑色のボタンのダウンロードから)
アップデート関係で調べようとすると各所で「Driver Sweeper」を使え、と書かれているのを発見すると思うが、現在ダウンロードできる場所は存在しない(と考えた方が早い)。なぜなら、Driver Sweeprは既にサービスを終了しており、第三者が後を引き継いでいるから。で、開発されたのが「Driver Fusion」というわけだ。機能は同じらしいので安心して使える。
本記事ではこちらの操作方法を後ほど解説用の参考URLと共に解説する。
・Driver Cleaner :http://driver-cleaner-professional-edition.softonic.jp/
(下の方の緑色のダウンロードボタンから)
参考URL2で紹介されていたドライバ削除用のソフト。私は最初こちらを試したのだが、ダメだった。念のため、この二つを使用すれば確実だろうと思われる。
操作方法は参考URL2で詳しく触れているので省かせてもらう。(ATIと名がつくものを全て選択して削除するだけだけど)
で、この二つを分かりやすいところにインストールしておく。どちらもメモリ上で動くソフトのはずだから、容量は大して食わない。
・最新版ドライバとCCCのダウンロード(一番重要)
1(英語):http://support.amd.com/us/gpudownload/Pages/index.aspx
2(日語):http://support.amd.com/jp/Pages/AMDSupportHub.aspx
内容は同じなのでどちらでもよい。ちなみに指南で書いた参考URL2は1の英語版の方をリンクとして貼っているので、解説を見ながらやりたいなら1の方を薦める。まぁたどり着く先は同じだ。自分のPCのスペックを入力する。
スペックが分かりません!なんていう、たわけた若輩者はスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」か、タスクマネージャーの「新しいタスクを実行」で「dxdiag」と入力してDirectX診断ツールを立ち上げて確認でもしやがれ!
さて、私のOSは Win7 64bit なので、それを前提に進める。
ここが、指南参考URL2の内容と異なる場所。以前はドライバとCCCが別々に配布されていたらしいし、アンインストールもウィンドウズのシステムを使って手動で行う必要があったが、今はダウンロードしたパッケージが一括で処理を行ってくれる模様。だから悩んだ私であった。
結論から言えば、一番上に出てきた
・Catalyst Software Suite with .NET 4 Support
をダウンロードすればよい。Win7は 「.Net framework 4」なので、それが目安になる。(なお、4 より以前のバージョンはデフォルトでインストールされているので心配はいらない) このとき注意する点は説明文のところにある、
Display Driver (※A)
OpenCL(tm) Driver
AMD Integrated Driver
Catalyst Control Center (※B)
この表示。この※Aと※Bが今回の最重要ターゲット。他のはよくわからんが、一緒くたになっているなら一緒に入れるべきと考える。
2012年12月現在は以下のようになっている。
File saize(容量):184MB
Revision Number(バージョン):12.10
Release Date(配信日):10/22/2012
というわけで、右の「Download」ボタンから安心してダウンロード。これで必要なものはすべてそろったので実作業に移る。
<実作業>
ここからが、一番大変な作業。作業中はネットに繋げないので、内容はしっかり覚えておく必要がある。まぁそんな難しい物じゃないけどね。必要なら紙にメモをとったり、事前確認を。
まずは、前準備。
【重要】
・Windows Update などを全て終わらせて最新版にしておく。コントロールパネルから確認し、まだなら実行し再起動して終了させる。PCを最新の状態にしておく。
・(※私的重要点)デスクトップに属しているフォルダ、ファイルに画像や動画ファイルがある場合(特にFLV)は見えない位置(ドライブの中)に格納して整理しておく。デスクトップに配置したフォルダにぶち込むだけ、というのは無しで。
他は多分平気。デスクトップにはインストールしたドライバクリーナー関係とダウンロードしたAMDのインストーラーがあればよい。
これはエクスプローラー故障対策。
・アップデートの際にセキュリティソフトがファイルを弾く可能性があるので、短期間停止・復旧の方法を調べる。ググるワードは「(セキュリティソフト名) 停止」とか、その辺で。
・万が一のときのための手段として「システム復旧のポイント」を作成しておく。ドライバや大がかりな更新の際にやっておくと、短期間ならいつでも更新前の状態に戻せる。保険をかけておくということ。方法は→コチラ
これでもろもろの準備完了。実作業へ行くが、長くなったのでいったん切る。
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