谷川流 学校を出よう!2
だから時間トリックは苦手なんだってばー!!
僕は推理ものが苦手です。何が苦手かっていうと、文による時間系のトリック説明や、登場人物の名前が覚えられないことにあります。だから金田一少年やコナンなども読むのは苦手です。(●●さんは●●さんを何時に殺したんやーとか、もう頭が狂いそうになる) 最近ようやく慣れてきたのでときどき読んだりしますけども。
で、今回はその時間系のSFですけど、えらく苦労しました。それでもマイコ嬢が頑張って説明してくれたのでなんとか判りましたけど。潜在的に苦手意識が働いていたのか、前回に比べると微妙におもしろくなかった。A,B,Nだの誰が誰やら。や、わかってはいたんだけどね。いちいち頭の中で確認したり、前に戻ったりとじっくり読むことになっちゃったのが僕としてはちょっとNGでした。でも最後の100ページくらいは一気に読めました。波に乗ると面白いのが、谷川小説なのかなーと感じたり。(なんでもそうか) わかっちゃいたけど、自分ってのはイライラするもんですね。
前の巻とは間接的には繋がりがある話ですが、一応違う主人公と舞台です。1巻のキャラが好きだから読もう、という方にはあまりおすすめできませんね。最終的には繋がるっぽいけど。
- 作者: 谷川流,蒼魚真青
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
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