谷川流 学校を出よう!1
今、この本を買ったら負けだ!
そう思っていたのですが、機会があったので読みました。谷川流節は読みやすいですね。スラスラ読める。ここしばらくヴァンパイヤー戦争を読んでいた僕としては、非常に助かった(笑)。まぁハルヒを読んでた自分は慣れてただけかもしれないけど。一人称なせいか主人公はキョンとほとんど同じだし。いくらか彼よりぶっきらぼうで、破滅的感はありますが。古泉くんみたいな人もいますし。きっと親戚だね。
おっと、中身のほうですね。うむ、なかなかインチキSF風なところがイイね。その分野の人間なだけに、最後の方に出てくる「エネルギー」って何やねんとか思ったりするけどさ(笑) おっとまたずれた。クライマックスの死んだ辺りは、綺麗で「良い絵」だと思った。このシーンのためにこの話はあったんじゃねーかな、と。
特徴としてはキャラも立ってる人が多い。つか全部。放送委員まで狂ってる。ただオレらの世代前後って九品仏臭のするキャラが好きなんだろうか、とか思ったりした。いや、好きだけどさ。真琴とか実際いたら困るけど、友達の友達くらいの位置で眺めてる分には面白いかもしれないと感想を持ちましたよ。ツンデレ(?)だし。
面白かった。さぁ次行こうか。ところで、気のせいかな? この小説の時期はよくわからないけど、最近は一人称のラノベって多い気がするんだよね。書きやすいのかな?
学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)
- 作者: 谷川流,蒼魚真青
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: 文庫
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