GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

Steins;Gate 最終話

正直に言うぞ? 言うからな? 率直に一番最初に書きたいこと書くぞ? いいな?


あ…ありのままに 最終話で 起こった事を話すぜ!

「おれは 12時間以上前から緊張のあまり涙目になってて
 ようやく最終話が始まったと思ったら
 いつのまにか厨二病と中鉢博士の顔芸コントを見ていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紅莉栖も 自分のパパが何をしているのか わからないようだった……(ry・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Aパート全部ギャグだろ! 岡部と中鉢博士のコントじゃねーか!!
もともと顔芸がどーとか言われていたアニメだったが、
「はいはい、シリアスシーンのときまでそんなこといって水差すなよ厨房」
とか思ってた俺なのに、さすがに見過ごせんかったわ!
盛大な厨二病ポーズ → 「そんな度胸は貴様には無――」→ (゜∀゜)ドスッ → CM 
の流れで噴出した。2クール目以降、ルカの話以外、
今までのどんなときでも集中して、しかめっつらで見ていた俺だが、
今回ばかりはアニメ版スタッフのカウンターパンチに
工工工工工工工工エエエエ ゜   ゜ポーン!! ェェェェ( Д ;;)ェェェエエエエ工工 だったわ。
しかも何事もなかったかのようにBパートで俄然シリアスに突入してるし。
俺の十二時間にも及ぶ緊張はなんだったのか! 
別の意味で(そして二重の意味で)涙目! なんつーアクセルワーク。
だが、これもシュタゲらしいというかなんというか。
最初から最後までB級臭さとユーモアを忘れないというか。
まぁ最終話らしくシュタインズ・ゲートの全部が入っていたのかなって思いました。
ってわけでこっからは通常通りに戻ります。今回のお話は



盛大な厨二病かました岡部倫太郎(32)のメッセージにより、
血のりとスタンガンでなんとかしようと画策した岡部倫太郎(18)は土壇場で、
用意した血のりが全く役に立たないことに気付くという一世一代の
見事な大ポカをかましてしまう。
やはり優秀な嫁のサポートが無いとどこか抜けてしまうものなのか。
しかし! そこで電流走るッ……! 
「血のりが無ければ、本物を使えばいいじゃない」 
目からウロコッ……! エポックメーキングッ……!
チャネラー鳳凰院凶真はドクター中鉢(大切な人の父親)をここぞとばかりに
煽りまくり、彼に刺されることでとうとう全ての準備を完了させたのであった。
紅莉栖を眠らせ、傷口に自ら腕を突っ込み過去の自分を呼び寄せることで、
見事にオペレーション・スクルドを完遂。朦朧とする意識の中、当時の自分を見届けた。


 がんばれよ――これから始まるのは、人生で一番長く……一番大切な三週間だ。


未来から来た鈴羽に送られ、岡部はようやく8/13から前へと進んだのであった。
そしてラジオ会館前。全てが収束した場所から、再び時が動き出す。
これが、<運命石の扉シュタインズ・ゲート>の選択。


なんかAパートのせいであらすじにまで微妙に(?)ネタが入ってしまったけど、まぁいいや。なんだかんだで岡部にずっと感情移入してきたので、彼が覚悟を決めるシーン、そしてやり遂げたシーンでは毎回涙腺が緩んだ。岡部によく頑張ったな、と言ってやりたい。その先にラボメンたち、まゆり、そして紅莉栖の笑顔があったのだから、まぁ言ってやる必要もないのかw といっても、助手に記憶はないし、また色々やり直しだったり、やっぱりフェイリスパパはいないし、ルカは男だし……と悲しい部分は残ってる。犠牲は無かったことにならないという部分を残したのはちょっと切ないけど、でもやっぱりそこは無くしてはいけないからね。またふりだしには戻ったけど、やっぱりそれは何かしら違うリスタートという、ループものらしい結末だったと思う。


で、毎度おなじみ疑問コーナー。あれ、前回タイムトラベルしてきた岡部たちには会わないの? まったく同じ時間に戻ってきたって言ってたけど……。
あとまゆりがメタルうーぱを取った部分は無くても問題ないの? 結局まゆりは手に入れられないんだけどさ。しかしうーぱをノーマルのにすることで、中鉢が亡命する部分を守りつつ、論文は消去するってのはうまいもんだと思った。てっきり論文奪って中鉢を逃がすのかと思ってたから。ナイフも使わせないのかと予想していたから、こう来たか!と唸ったぜ。見事な符合だね。
あと前回も思ったんだけど、一話で屋上の鈴羽が手を交差してるシーンがあったのに、あれは説明ないのか。まぁ大体想像つくからいいけど。


個人的に思ったことは、これはやっぱりオカリンのお話なんだなぁというのが最終的な感想。というのも上記でも書いた「がんばれよ〜」が一番心にしみたから。最初から最後まで岡部は振り回されっぱなしで、傷つきながら迷い続けた末にここまで辿り着いたけど、最後の最後で自分のしてきたことに満足して胸を張ったように見えるシーンだった。だから鈴羽に感謝されたときに、穏やかな笑みを浮かべられたんだと思う。(逆に言うと、「ありがとう」を一番言ってほしかったのはまゆりだけど、物語の都合で言える状態にいたのは鈴羽だけだったから、彼女はとても良いヒロインだったなと思う) さり気なくメインテーマが流れていたことも大きい。助手との再会でも流れているけどね。
それだけに、やっぱり岡部へ、がんばったな、よくやり遂げたなって言ってやりたい。私は物語を気に入るか気に入らないかの判断は、女の子が可愛いかとか、感動するかどうかとかじゃなくて、主人公にどれだけ共感できて好きになれるか、が重要だったりする。そういうわけで、このシュタインズ・ゲートは他のキャラクターはもちろん好きだけど、岡部を好きになれるかどうかで評価が全く変わるんじゃないかなと。もちろん、私は主人公を好きになれて良かったなと断言できる。……いや、俺は別にホモじゃないぞ。それと俺は普段厨二病ではない――と言えたらいいなぁ……。……ところで、厨二病って時が来ると勝手に消えるのが大半で、逆に歳をとっても持ち続けるには生まれ持った素質や才能が必要なんだそうな。別に深い意味はないよ。突然こんな話をしたのはきっと自動書記か何かだ。本当に意味はないんだからな。


しかし、まさか本当に劇場版をやるとは……。なんとなく劇場版やるんじゃないかなーとか思ってたんけど、CMで特報の文字が出た瞬間「ん……(嫌な予感)(^ω^;)」 → 劇場版決定! → ブホァ;`;:(゜*゜;;) ってマジでなった。今日二回目。ホント毎回驚かせてくれるよこのアニメ。ニコニコで22話見た時も紅莉栖と押し問答した直後にCMで「だがアプリだ!」とか笑わせてくれたし。なんなんだよホントw 総集編でもやるのかな? それともオリジナルなのか、続編なのか。しかし、劇場版とか言い出すから、お兄さんはまーた変な電波受信しちゃったゾ☆


紅莉栖「ラジ館、壊されちゃったわね」
岡部「ああ。これで本当に終わったんだ。本当に……うん?」


ドカーン! バリバリバリ!! ぷしゅーっ


「うおっ」「きゃーっ」
鈴羽「おっはー! おじさーん! 私は――」
岡部「……またおまえか鈴羽! いい加減赤ん坊の姿で現れろ! 今度は何しに来た!?」
鈴羽「おじさんの子供が大変なんだ! 一緒に来て!!」
岡部「(;^ω^)……」 紅莉栖「?(゜д゜;)?」
(♪てーてーてーてーてて、てーてて、てーー、デデッ、デデデン! THE ENDォ!)


前回は2だったので、今回は1と3ネタ。この程度しか思いつかない俺はゲル状になった方がいい。


最終話は次回予告を見るのを必死に我慢して挑みました。毎回書くけど、こんなに楽しんでアニメ見てたのは本当に久しぶり。超おもしろかった! 最初はアニメ版カオヘのイメージが悪くて、2クールみたいだし、まぁ期待せずに一応見ておくかーとか思いながら見始めたシュタインズ・ゲート。世界観がすごく丁寧に作ってあって、思いのほか設定もしっかり練られていたのであっという間に引き込まれた。ラボメンたちの漫才もテンポが良く、毎回ニヤニヤしてた。説明や矛盾や予想を飽きずに考察し、気づけば毎週放映時間にテレビの前にいた。主人公が世界を救うのなんてどうでもいい、というのを最後まで見れて感心した。犠牲と達成のバランス感覚が素晴らしかった。本当、こういうのが見たかった!というのをやってくれたのがすごく嬉しかったね。数年ぶりに「アニメっておもしれえ」と思えたよ。


そしてアニメを堪能した私はこれから、ようやくゲームへと入る。途中で我慢できずに原作をやりたくなったことが何度もあったけど、最後まで貫けてよかった。今まで原作物は途中で大体原作に入っていったけど、こんなにアツくなれるとは思わなかった。「もうアニメでアツくなることはないのかなぁ」とか思う年齢になったかと思ったけど、またこの感覚を味わえたことに何よりの感謝だ。おかげでゲームの方も100%新鮮な気持ちで楽しめそうだ。PSPで出してくれたことを本当に感謝。一つの作品で二度楽しめる機会なんて、今まで一度もなかったよ。これもアニメ版のスタッフに恵まれたことが理由の一つだろう。見事な演出と脚本、絵と音、そして芝居だった。本当にありがとう!


ところで、あと一話あるって聞いてたんだけど今回で最終回だよね……まぁ劇場版あるからいいけどさ。では次はゲームの感想でお会いしましょう。


エル・プサイ・コンガリ