GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

トランスフォーマー ダークサイドムーン ネタバレ感想!!

以下はネタバレしかありませんよっと。前夜祭行ってきました!



うぉぉおおおおおおおお!!! アイアンハイドォォォオオオオ!!!!
まさかあのカッコいいバトルが最後の活躍になるとは……。しばらくショックで、センチネル出てくるたびに悲しかった。同時にセンチネルが憎くてしょうがなかった。でも倒した後もやっぱり悲しい。

いやー、映像すごかった。
CGモデルは無印、リベンジと実物の金属かと見間違うほどで十分すごかったんだけど、今回はさらに推し進めてたというか。ちょっとアートチックというか。表現が少し変わってて面白かった。すごい表現だったよ。

3Dなのをうまく使っていて、銃持った人の視線で手前に銃があって奥でマシンたちが戦っているっていうのがあった。アニメとかゲームっぽかったけど映画ではあまりない表現だなぁと。手前に瓦礫が飛んで来たり、ミサイルが飛んで行ったりと、ともかく見るのに忙しく、その忙しさが楽しいんだと思う。TFはCGオンパレードでバトルしてるからなおさらで、正直、前作以上に字幕を見てる暇がないw そういう意味では吹き替えの方がオススメかも。

それはさておき、ストーリー。
初代TFの「メガトロン地球征服作戦」がモチーフで、人間が敵になったり、オートボットが地球を追い出されたり、スペースブリッジが鍵になったり。他にもリンカーンの石像が座る台座に代わりに座るメガトロンとか、「実は増装の中に潜んでいたのさ!」で表現されるTFのシンプルさとか、もうニヤニヤする。

サムは今まで巻き込まれてから行動する受動的な主人公だったんだけど、今回は自分から「何かしなきゃ!」って行動しているところがすごく好印象。そして、相変わらずよく走るw こいつらホント走るw 町を走り抜けて、ビル登って、ビル降りて、また町走って……ハイウェイではビーと一緒にトランスフォーマーアクションですよ。そしてスタスクに振り回されまくってもほぼ無傷。
サムもちょっとしたバケモンですw

カエラが出ないのは残念だけど、新しい恋人になったおかげで、サムの新しい一面も見れる内容になってたからそこは良かったよ。カーリーのおっぱいはなんかエロくて良かったしねw 両親やシモンズは相変わらずだけど、今回はあまり目立たなくてちょっと残念。でもエップスが活躍してたのがすごく嬉しかった。

メガトロンはもう完全に死に掛けで、ちょっとカッコ悪いんだけど、二作目であった「故郷を救いたい」って気持ちがクローズアップされていて、今まで人間を見下していた結果疲れ果てたメガトロンが、人間のカーリーに叱責されてプライドを取り戻すという、一見情けないけど、メガトロンが復活したところが表現されていて、アツいシーンだったと思う。そのせいか最後はちょっと可哀そうだったかなと思った。ちゃんとオプに戦いを挑んで負けるのは、こうなるべきだったんだろうなと感慨深かった。


変形しながら戦うアクションがリベンジにはあまり無くて不満だったんだけど、今作では復活してて良かった。おまけに殺陣がすごい。ガンカタ。追加武装もたくさん出て、背中から武器を抜いたりとより日本のロボットアクションっぽくなった。前述のアイアンハイド、バンブルビーの反撃、オプvsセンチネルとか、ともかくすごい。
ショックウェーブ対レノックスたちもかなり良いね。すげー頑丈なんだもんあいつ。「こんな時にアイアンハイドの火力があれば……」ってマジで思った。

でもまぁやっぱり一番カッコいいのは我らがオプティマス・プライムだよね。ジェットパックくっつけてサムを助けるために駆け付けたシーンでは、「来たァああああああ!!!」って心の中で叫んだ。でもその後、ショックウェーブの微妙なミサイル食らって、宙吊りになってしばらく動けないあたり、なんつーかやっぱり愛すべき司令官だったw

まぁともかく、リベンジではちょっとダレるところもあったけど、今回は最初から最後まで集中して見れた。一作目の雰囲気に近かったかな。二時間半あったけど、時計確認してる暇がなかった。

もう一回見に行くぞー! 次はIMAXで見ようかな。








さてこっからは3D映画について。人生初3D映画はトランスフォーマーだった。もちろんすごかったんだけど、個人的には3D否定派なんだよね。

今回は、一応3DとしてはIMAXの次に良い環境のXpanDで見たらしいんだけど、ぶっちゃけると、2Dでも問題ないなぁって感想。アバターがどうだったのか知らないけど、もともとベイ映画は、カメラワークで立体的に見せる工夫をしているから、相性は良いけど、そこまでやらなくても良いんじゃないかなって。

それこそ画面から五メートルくらい飛び出てるんならともかく、そうでもないしね。よく見かけた“体感”って言葉は言いすぎじゃないかなぁと。自分でいうのも何だけど、私は日ごろから『現実には存在しないロボット』が暴れまくるアニメをよく見ているせいか、恐らく訓練されてるんですよね。3Dなんてもの使わなくてもそれなりに脳内でコンバートしてくれるんですよ。オタク特有の異常な集中力がものを言うというか。

もちろん宣伝で強調してた、ビルの合間をバードスーツの男達が翔け抜けるのは臨場感あってすごくよかった。冒頭のフルCGサイバトロン星のシーンはすごかったしね。前述の銃視点とかおもしろい映像も楽しめる。

でも今のところはちょっと懐疑的。ひょっとしたら2Dで同じ映画を見れば分かるかもしれない。物足りなさを覚えたら、間違いなく3Dの方が良いと思う。まだまだ発展の余地はありそうだしね。撮れるのかどうか知らないけど、できれば地面スレスレで低空飛行するようなシーンとか欲しかったかも。もしくは車のタイヤくらいの高さで。物が近くにあるから“感じられる”わけだしね。

あとXpanDの弱点として画面が暗いってのもあるから、それも影響してるかも。メガネはゴッツイやつで、メガネオンメガネだったんだけど、まぁあんまり気にならなかった。たしかにちょっと鼻が疲れるときもあったけど、見たい映画を見るという心強い味方がいるので気になりません。懸念してたずり落ちってのも無かったしね。XpanDでは感じにくいらしいけど、位置による映像のずれは全くなかった。
劇場のど真ん中で鑑賞したいたのもあるかもしれないから、この辺は違う方式で見てみればまたわかるかもしれないな。

3Dに関してはとりあえず、こんなところですかいのう。