GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

『アスラクライン2』 第19話

原作10巻相当回。アニメ化に際してけっこう変更点多し。環緒さん登場ならずして、ピカソ仮面と追いかけっこ。原作では真日和もピカソ仮面陣営だったけど、真日和の契約者設定の改変でそのあたりはなくなったっぽい。工場での戦いも、黒鐵vs真日和、朱浬さんvsピカソ仮面、援軍でやってきたはる奈vs氷羽子のドウターという図式もばっさりなくなり、助けに来た直貴の鋼に救出され難を逃れる形に。鳴桜邸が爆破され、朱浬さんの家にとりあえず逃げ込むと、ここでネタばらし! 直貴が現れ、色々事情を説明してくれました。アスラクラインは今日も駆け足で、内容が高密度です。ぶっちゃけ直貴が全部説明していればこんな風に混乱も無かったんだよなぁとつくづく思わずにいられません。その辺は一巡目の智春もへたれていたということで。そしてここでも設定変更。一巡目智春の悪魔の能力「認識操作」でとっくの昔に死んでいた直貴の位置に入って智春たちが「誤認」していたということは無くなり、留学先で死んだという位置に普通に入って立場を利用していましたということに。話をサクッと進めるための変更なのでこれは別に気になりませんね。というか原作でも時系列的に色々わかりにくいから、改めて整理してくれた感じ。環緒さんも出ないから特に必要ないし。若くして銃撃戦や異能バトルやロボット戦、幽霊に取り憑かれて、悪魔に好かれて、サイボーグの上司を持ち、とうとう家まで爆破されてしまった智春の不幸体質は異常。一巡目の自分の保証付きです。笑えるようで笑えねー。異世界からやってきた人間は、その世界の同じ人間を上書きして定着する。しかしそれに失敗すると悪魔化し、世界から異物扱いされて非在化する。これが悪魔がなんなのかという説明でもあるんだけど、ちょっとわかりにくいな。嵩月家みたいな歴史ある名家は、大昔に異世界からやってきた人たちが世界から異物扱いされて悪魔化したから、その子孫である奏も悪魔ということになるんだけど。飛行機事故の直後に二巡目にきた智春1stはその場で鋼を使って智春を復活させ、操緒をベリアルドールにした……というのはいいんだけど、ベリアルドールになるには機巧魔神の祭壇に捧げる必要があるんだよな。智春が一番最初に黒鐵を呼び出したトランクはそこになかったんだから、矛盾してないか? それとも鋼にはトランクを使わずにそれをできる能力があるということなのか。そもそも祭壇は「入り口」にすぎなくて、生贄を捧げた後にトランクを手に入れるとそこで何の機巧魔神の生贄になるかようやく決定するとかそんなところなんだろうか。まぁその辺は恐らく次回説明してくれるはずだから期待しよう。今回ようやく二期で初めて六夏会長が登場したけど、出番は増えるんだろうか。次で真日和と共に出番おしまいかも。