GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

『アスラクライン2』 第16話

「シ・ネ♪」合唱噴いた。
OPがアップデート。確認できたのはタイトルバックの背景の赤の入り方、智春の赤い目がアップになったところの周囲のざらつきが濃くなった、仮面がをかぶった人間が白銀の剣を受け止めるときにエフェクト追加。EDの方も一番最初にカットが追加、智春が振り返るシーンにエフェクト追加。これくらい?

バイトを兼ねた海旅行でテコ入れかと疑いたくなるくらい奏と急接近したら操緒にやきもちを焼かれ、操緒に隠しごとをしていることを見抜かれて悲しまれ、杏に自分が幸せにならない理由を操緒のせいにするのはよくないとたしなめられ、奏の決意の前に言葉を失い、朱浬さんが負けるのを傍観し、捕まった子供のアニアにまで逃げろと言われて――と、悩んで決断できない智春にこれでもかと辛いことが起こりまくる話(ついでに里見恭武の小物っぷりが存分に発揮されるというおまけ付き)。科學部最強の戦力である智春が決断するだけで、今回起こったことのほとんどを防げただけになんともいたたまれない。操緒の悲痛な叫びが痛いですね。
水着回ですが作画は……部分部分悪くないけど、部分部分良くも無いみたいな感じ。自分は作画をあまり気にしないタチなんですが、水準は満たしてるのかな? 杏の風呂シーンが良かったのは間違いないと思いますが。恐らく杏が過去最大に目立っている話ですが、下手したらこれが最初で最後に。好きな相手にアドバイスしたりと完璧に良い人ポジションだし、なんとも不憫。操緒よりよっぽど幼馴染っぽいキャラだ。
一方、アニメで今までほとんどなかっただけに奏の攻勢には驚きを隠せません。本当にテコ入れがあったんじゃないだろうなと疑いたくなるくらい。でもよくよく考えたら原作は奏の比重が高いので、今からでも十分無双できそうだし、これくらいの方がバランス取れてるのかも。18話で奏との二人三脚話もやるみたいだし(参考)。
里見の部下は原作ではカーバイドという里見の学校が独自開発した機巧魔神の量産型で、ビスマスが親機となっていたんだけど、アニメでは機巧護衛機の改良型が登場。一話から大量に出てくるんだからCGにすればよかったのに、なぜしなかったんだろうか。どっちにしろ、いわゆる雑魚に変わりはないんで、里見がマシになることはありません。むしろ、より小物さが加速してる気がします(笑)。
女の子に戦わせてばっかりな現状じゃ、智春はヘタレ童貞と蔑まれても仕方ないとしか言いようが無い。ただ、それだけに智春にとって操緒がどれだけ大切かということが暗にわかるし、周りの人たちも悩みが理解できるからこそ強要しないというのもあるので、ひとえには責められませんね。ひぐらしじゃないけど、こういうときこそ皆に相談しないとダメですよね。逆にこういうタイプの主人公は吹っ切れると強い。原作でもビスマス戦は燃えたので次回の、待望の黒鐵登場に期待しています。そして謎の人物と、共に現れた機巧魔神の正体とは――バレバレですけどこっちも期待。