GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

『アスラクライン2』 第1話(第14話)



俺はロボット野郎&カッコいい女の子大好き野郎なので、ロボとカッコいい女の子優先でキャプしました(笑)。奏っちゃんカッコイイよ奏っちゃん。秋希さんカッコイイよ秋希さん。黒鐵かっけーよ黒鐵。作業が面倒なのでキャプは気が向いた時だけにしますので、次回以降は期待しないでね。てゆーか俺はただの奏スキーです。
原作五巻をベースに、一期の情報をおさらいしつつ、一巡目がどうして滅んだかという情報、その一巡目の遺跡、そして一巡目の智春や操緒が何をしていたかを描きつつ、萌えキャラのひかり先輩の存在をアニメ化にあたり非在化(なかったことに)させられた替わりにかコアラ部長が登場するというお話。
OPからハブられたり、設定を改変されたり、いなかったことにされたりと第二生徒会の面々はまったく報われません(笑)。ネタバレ満載OPについての考察とかは下の方に隔離して書いときます。草川監督らしい一気に速度が上がる演出が一期よりパワーアップし、Angelaも何言ってるのかわかんねーくらいスピードアップ。黒鐵が前よりマッシブになってカッコよくなった気がする。CGモデルブラッシュアップしたのかな? 頭身が上がっているのかも。

本編は普通に第14話表記でスタート。一期最終話でアスラマキーナはベリアルドールの魂を食って魔力を生み出すという衝撃的な話で引いたものの、何事も無かったかのように操緒復活。一時的に疲弊が激しかったせいで感情がなくなったように見えたけど、何年も前から戦っていた哀音とは違いまだ余裕があるってことなんだろう。ただ明るい場所では判りにくいけど、暗がりだとちょっと色が薄くなってるが見えるので影響はあったようだ。
非在化について智春はニアからあまり詳しい説明は受けてなかったはずだけど、クルティナの件で視聴者にはどうなるかバレバレだし説明はスルー? まあそんなことより私が解せないのは、何故奏は保健室で着替えていたのかとうことだ! アニメ版はどう見ても操緒ルートなのでどうにかして原作準拠の奏ルートに引っ張り込もうという、智春をおびき出すための悪あがき腹黒い作戦だったんじゃないかと勘繰りたくなるぜ。プール掃除のキャッキャウフフも狙ったとしか(笑)。
哀音を失いエクスハンドラーになった玲士郎は魔力無効化能力が付いて操緒の存在が認識できない。これで今後佐伯兄が関わることは実質なくなったっぽいし、原作でもともは絡みでしかほとんど出番ないから、アニメではどうなるのか見もの。OPで一応翡翠が出てたけど悪役臭い。キャスト欄に名前が載ってるところを見ると、哀音は12巻の話まで待たないとダメなのかな?保健室でまたもやボヤ騒ぎを起こした罰でプール掃除を命じられる科學部。コアラを見たというニアが、コアラを追いかけて遺跡に繋がっている下水へ潜ってしまう。アニメのニアは子供らしい感性の持ち主で心が温まりますね。

一巡目の遺跡ラ・クロアを見て何かを思い出す操緒。そして操緒がカプセルに触れたことで、智春と奏だけが一巡目の記憶を見る。原作では操緒はこの一巡目のシーンで登場しないので幻覚が見えなかったということだったけど、アニメでは本体ではない幽霊だからなんじゃないかなと補完するのがいいかも。
幽霊ではない操緒や奏たちとの平和な時間。そしてブラックホール実験によって引き起こされる世界間の接触から、操緒を含めて町の非在化が始まる。智春は操緒を救うために奏と共に旅立つことに。一期の七話冒頭のシーン(飛行機の墜落現場)から一巡目の智春と奏が二巡目に来たこと、更に朱浬さんがサイボーグになった切っ掛けを作ったのが夏目直貴で、奏の声による「夏目直貴の代理の者です」発言。そして、この遺跡に一人だけ最深部まで侵入したのが智春の兄である夏目直貴だったということ。これらから、直貴は一巡目の智春である可能性が高いということが解る。

vs.デススティンガーもといカスタスマキーナ戦では、操緒の魂を消費させたくない智春は黒鐵を呼べないという戦いを恐れる状態に。案の定、自分の身を守れなくなってしまった。今回は冬流や瑤が来たおかげで何とかなったけど、今後はそうも行かないというのを暗示しているね。ちなみに朱浬も白銀の中にいる紫浬(真・朱浬?)の魂を削りたくないため戦っているのがさり気なく触れられてる。これが朱浬さんがスタビライザ手に入れたがった理由にも繋がっていると。重要文化財?なにそれ食えるの?と朱浬、奏、冬流、瑤と派手に暴れるのが大好きな人たちのせいで遺跡は崩壊し脱出。意味不明な寸劇に素に近い戸松ボイスでツッコミ入れつつ、実はコアラが部長でしたという驚愕の(?)真実が明らかになり次回へ。

シリーズ構成が変更されましたが、一期で「今回は面白いなー」と思えたのはいつも赤尾でこだったので心配はなさそうですね。全話数の半分近く書いてたし。なかなか密度の濃い一話でした。相変わらず駆け足気味な内容なので、何度か見直してみるといいかもしれません。イグナイターは行方不明、果たしてどこへ行ったのか。智春は戦えるのか、といった部分が前半の山場になるのかな。ネットラジオのアンジェラ発言によると最後は「今まで何のために頑張ったんだ」という部分が描かれるらしい。操緒が消滅するのか、それとも智春が死ぬのか気になりますね。

以下原作ネタバレ感想
今回のベースになった原作五巻では萌えキャラのひかり先輩が登場しそこに嫉妬する奏とか、一巡目の記憶に怯えた智春が奏を抱きしめてしまったりと色々あったんだけどバッサリカット。アニメ版は完全に操緒ルートで行くようですね。今から言うのもなんですが、是非とも劇場版とかOVAで奏ルートもやってほしい(笑)。

オープニングから考えてみる。鋼は原作のデザインからあまり変化してなさそうだけど、禍々しさが上がってる感じ。色は黒っぽいようで少し意外だけど、これは演出でわざと色変えてるのかもしれないから実際はわからんな。悪魔の目色は緑なんだけど、翡翠は黄色だったし、赤いことは気にしないでおこう。カッコよければそれでいい。
智春が魔精霊を出しているところから、一巡目へは行くんだろうな。これを利用して奏と契約しない替わりに魔神相克者と同等の条件にするとか? 大アニアや秋希さん、ピカソ仮面やバカじゃない方の鳳島も登場して、大破した黒鐵もあったから、科學部カイメツと一巡目までの流れは変わらなそうだ。ただ、環緒さんは出るんだろうか……。とりあえず黒鐵・改が今から超楽しみ。
部長のシルエットの後ろに機巧魔神が四体いるけど、鋼の横にいるのは右がビスマスで左が翡翠、その更に左は薔薇輝? 鋼は機巧魔神の完成形だからディストリビュータが搭載されてる可能性もあるから、他の機巧魔神を同時に使うとかやったりして。
智春の悪魔化を描いている=雄型悪魔が魔力を使うと愛するものの記憶を失うことから、操緒は助かるけど、智春が忘れてしまったり死んでしまったりとか、そんな風に決着が付くのかな。