GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

『機動戦士ガンダム00』 第1話「ソレスタルビーイング」

ついに始まりました新ガンダム。良くも悪くも注目作ですが、個人ブログですんで偏った書き方をしていきますわ。
中東出身主人公とか海老川・三木が参加とか私設武装集団の武力介入とか聞いた時点それどこの富士見ミリタリーロボ小説だとか言いたくなったんですが、それは置いておきましょう。正直なところ、第1話としてはパンチが弱いというか、掴みが弱かったんじゃないかと思います。プロローグ、お披露目みたいな感じの内容でしたね。キャラクターも意外性の無いコテコテなキャラ表現でしたし、疾走感も感じられませんでした。

そう考えるとSEEDは大半がグデグデだったものの、一話なり最終話なり演出のインパクトさはかなりレベル高かったんだな、というのに気づいた。僕はサイバーの頃から福田信者なんで(けど両澤は好きじゃないです)、彼の言うスピード感ってのはアクション面の話だと思ってた。それ以外のことも含まれていたんだなぁと改めて発見できたのは幸運だったな。

っと、前作の話はこのくらいにしておきましょう。どうしてもSEEDと比べられてしまうのは本作の宿命になるかもしれませんね。けどもちろん良い部分も見えておりますよ。MSのデザインは近未来的というかSF寄りなものになったけど、それはそれで旧態依然としたデザインからの脱却とも言えるし。実際のところ動いてるのを見たらデュナメス(地上から狙撃してたガンダム)が結構気に入りました。ヴァーチェ(重そうな大艦巨砲主義ガンダム)も面白いよね。敵のイナクトもやたらと細いのがシルエットからして判りやすいし。
ついロボにばかり目が行ってしまうのはオレの性だけど、キャラクターもデザインでは結構気に入ってます。腐女子狙いと言われてる主人公ズはさておき、オレは女性キャラの方が魅力あると感じた。みんな結構大人っぽい雰囲気だし、演技もクールさが目立つ。チャイナ服のリューミンはもっとガキっぽい性格かと思った。オレは最近かっこいいお姉さんキャラが好きなのだが、艦長のスメラギさんとか皇女のマリナとか外見は気に入った。特にマリナはOP見る限りでは重要なキャラっぽいので嬉しい。てゆーかOPの振り返る皇女かっけぇ(笑)。他のキャラも色々と期待が持てますね。とりあえず使い捨てるようなことは無いようにしてほしい。いるからには意味があるんだから。

デザイン面の話はこのくらいにしておこう。で、今回の話だけど、顔見せの印象が強いのはさっきも言ったとおり。評価を下すのは全然早すぎるので検討がつくまで言いませんけど、むしろ次回からがポイントなんだと思う。早々にライバルを出した方がいいと思うけど……いるのかな? しばらく戦闘が一方的だったりすると微妙だし、ズドーン!バゴーン!勝ったー負けたーみたいな戦いにはしないでほしい。ましてや要所要所ならともかく毎回「オレ強ぇー」だと萎えるし。リアルさを謳うというのならしっかりやってほしいが、対象年齢がまだ見出せないのが気になる。多分SEEDよりは上なんだと思うけど。ともかく次回からは00ならではの持ち味の片鱗みたいなものを見せて欲しい。少なくともガンダムの名を冠する以上、オレは期待している。コーラサワーという面白キャラもいるんだし、キャラを全体的に生かしてくれ。