GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

西尾維新 戯言シリーズ5 ヒトクイマジカル

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)

。・゚・(ノД`)姫ちゃん……。
起承転結の転の部分であろう戯言シリーズの5。(4前後編なのでこの数字に) カバーが裏表で違うという懲りっぷりです。単に言うなら皆殺し編でした。そして毎度のことだけど痛い痛い。お前怪我しすぎだよってくらい怪我してますね主人公。今回はついに相手がマジモンの超人になってしまったし。少年漫画に迷い込んだ気分だよ。もう伝奇ですかね。
全体的にゆっくりと話が進んでいったので、殺人事件は起きないのだろうかとボケましたが、起きてしまいビックリです。相変わらず人を殺すときはポイントを上げますね。僕は悲しいよ。でもお陰でようやく主人公がやる気出しましたね。ちょっと期待値上昇ですよ。

言いたいことだけを言って「それじゃあ」と小走りに僕の視界から逃げていった。

今回の気に入った部分なんですけど……オレが読み間違えた部分なんです。この部分は円朽葉さんが、という意味なんですがそのとき読み飛ばしてしまったのかほんの少し前に登場した出夢くんが去っていったと勘違いしてしまったのです。「匂宮出夢でぇえええすッ!!」「はい、はい、はい、こーんにーちはー!!」とかイカレた具合に出てきたのに、さっさと去ってしまった、と。お前何しに来たん?みたいな。で、後の文と繋がってないことに気づくと。僕の頭がイカレてました。
後は全体的に春日井さんが面白かったっつーかネタっつーか。で、何のために出てきたんだあの人。前回の補完か? あと玖渚ってやっぱ好きになれねーな、と改めて実感した。

物語的にはラスボスが登場し、なんだか最近やたら縁がある単語が出てきたりと佳境に入ってますね。ぶっちゃけると僕も狐さんと同じく「時間が足りない」と時々思ったりします。お前何様だとすぐに気づきますが、学業や趣味の世界に身を置いたりするとどうしても考えてしまいますね。だからどんな答えが出てくるか楽しみなのですよ。