GブレイカーのSpecNote

日々の雑記とメモ。スペックがわかるほど量を書いてませんがね。

『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』

思い出したように第一話、そして配信されたばかりの第二話を見ました。いつか特番でもネット配信でもなく、TV放映してるガンダムの感想書きてぇなぁ。
もともとはアストレイみたいに模型展開用のプロモアニメだったんでしたっけ? 今はネットアニメということですが。
・第1話
そういうわけで、最初に思った感想は「もったいない」でした。内容の濃さに比べれば15分じゃ短すぎるよ。全3話ですけど、15分なら6話くらいやってほしかったな。
MSの凶悪さと脆弱さが感じられてリアルメカっぽく、よかったです。中田譲治のモノローグ裏でリニアガンタンクの戦闘シーンが挟まれましたけど、あそこは渋い声で指示を飛ばしてる(だろう)というオッサン好きにはたまらないシーンだけにちゃんと見たかった(笑)。台詞も全体的に“ロボモノ”っぽさが出てて良い。細かい専門用語とか理解できなくてもメカ好きにはたまりません。なんてこたーない台詞だけど中村秀利(ファントムペイン中佐)の「あいつらを送ってやれ」が気に入ってます(笑)。

知っていましたけど、スウェンの台詞の少なさに驚きました。こりゃガンダム乗った気にならんわけだ(笑)。僕としてはああいうキャラを(声のせいもあるけど)「カッコいい」と感じますね、クールで大人っぽい。キ●みてーのはかっこよくしようというのが見え見えなので見ててつまらんのですよ(笑)。

アニメとしては、レイアウト、作画、音楽、動きがよかったです。レイアウトは、シャトル関連。ここは色もよかったです。さすがOVAクオリティ。低く響くような音楽は昔、劇場でエヴァを見たときのことを思い出しました。動きでツボだったのはふらついたジンが高速道路に手を付いて崩れるシーンかな。

これだとベタ誉めなので文句の一つも言いたい所なんですが、とりあえず一話なので非難するところが見つけにくいです。あえて言うなら詰め込みすぎ。ここが15分でもったいないと感じるところの一つです。
プロモ見たときはDESTINYのバンク使ってて萎えたんですけど、なくて一安心(笑) 

・第2話
あ、死んだ。
これが見てて最初に浮かんだ感想。全三話各話15分とはいえ、まだプラモデルも販売していないブルデュエルが撃破されるというこのスピード展開。TVじゃありえない(笑)。でもオレはこういうのを待ってたんだ! でもこの三人、つーか中田キャラが死んだ時点でメインキャラは全員死ぬんじゃないかとか予想していたんですが、ホントにそうなったりしないよなぁ……。あ、バクゥカッコイイよバクゥ。
スウェンの訓練生時代のシーンを描いてくれたことは少し嬉しい。SEEDにはこういう「肉体的にハード」な部分が欠けていたからミリタリー的というか、努力というか、こうニヤリとしますね。キャラクターの“人間らしさ”が出て納得できるし、そこから色々と妄想することもできますしね。
メカ好きとしてはスターゲイザー命名シーンも良い。先日の冥王星除外決定時の某スレじゃありませんけど、物体を擬人化するのは日本人くらいですし、AIだけど命が宿った気がして親近感が沸きます。故に最後の「おめでとう、スターゲイザー」の台詞は親指を立てたくなる。

で、ちょっと嫌だったのは、ノワールの戦い方かな。剣を突き刺して突っ込んできた敵を真っ二つというのはまぁいいとしても、バック転した後アンカーで敵をぶん回すってのはどうよとか思ったり。このシーン、ちょっとSEEDっぽいね(笑)。リアル指向だと思っていたので少しがっかり。でも嫌いじゃないですよ。ハデなのは大好きですから。悪いところってわけじゃないですけど、ダガーの脚部内臓対人バルカンは使い道ねーだろうな、と思っていたんで使ってくれて嬉しかったです。僕、105ダガー好きなんで出てくれただけでも嬉しいかったけど。
だめだ。思いつかね。あとはせいぜい作画の山口晋と監督の西澤晋が名前かぶるとかそんなくらいだ。全然関係ねーし。それだけ完成度が高いってことか。

第三話も楽しみです。