東方鈴奈庵 1巻 感想
特典は悩みに悩んで、とらのあなのクリアファイルにしました。そろそろ霊夢と魔理沙が写った特典が欲しいなぁと思っていたのと、マミゾウさんが特典になるのは多分これが最初で最後だろうと思ったのでw
でも本がテーマの作品なのでブックカバーがほしかったなぁ。今回ばかりは二冊買おうかと思った。
おもしろかったです。
第一話はキャラクター紹介で、特にこれといった起伏もなくちょっとダルかったのですが、第二話から話が動き出してきて、霊夢も妖怪退治に出張ったりと純粋にエンターテイメント的。
さり気なく咲夜に出番があったり、マミゾウが暗躍したり、霊夢と魔理沙が振り回され気味だったりと見どころが結構あります。
小鈴ちゃんも可愛いです。っていうか、この漫画で一番可愛く描かれてるのが小鈴です。ロリっとしてやがります。見た目は可愛いですが、トラブルメーカーっぽいところが東方らしいですね。
春河もえさんの絵は本来からしてこうなのか知らないけど、東方の古い日本の雰囲気に古書というテーマが加わっているせいか、デザインこそは今風ですけど、今時の漫画にしてはベタが多めで、どちらかというと劇画調の作画演出。このへんは柔らかくてふわふわな印象がある茨歌仙とは好対照的。これ、センスだなぁと思う。
ZUNさんのお話づくりも結構この絵に引っ張られている気がする。茨歌仙では霊夢はユルユルだけど、鈴奈庵ではキリッとしてるのは、その辺りのせいなのかなぁって気がする。
これは素直に次巻も期待しておりますよ。しかし、隔月の割には出るの早かったなぁ。
東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.-1 (角川コミックス)
- 作者: 春河もえ,ZUN
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/03/26
- メディア: コミック
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